所在地 | 〒191-0001 東京都日野市栄町5-5-1 | |
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T E L | 042-581-1566 | |
交 通 | 中央線/日野駅 バス/宇津木台行東光寺小学校前 栄町5丁目 徒歩5分 |
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開 創 | 開創年暦等不詳 | |
本 尊 | 阿弥陀如来 (木彫坐像、一尺三寸、舩後光付、相傳テ慈覚大師ノ作ト云) |
(東光寺の安産薬師)と市民に親しまれている萬照山東光寺成就院は、JR中央線日野駅北西約1粁、日野市栄町谷地川右岸にある天台寺院である。
寺史によると、平安中期、武蔵国の豪族日奉氏は日野台地の一角に館を設け、その鬼門の方向に東光寺を建立、薬師堂を創建したと伝えられるが、何れも廃絶して、東光寺は地名のみにその名を残した。その後、天正8年(1580)僧円勝が運慶作の薬師如来の護持佛を、武蔵七党の武将日奉宗忠の居城の鬼門除けとして、この地に安置して寺を再興したと伝えられている。
境内にある単層寄棟方形造銅板葺の現在の薬師堂(方三間)は、嘉永2年(1849)の類焼後、同6年(1853)に再建されたもので市指定重要文化財である。
運慶作の元薬師如来は永代秘佛とされ堂内の御厨子内に安置され、御開帳されない。
現在の(東光寺安産薬師如来)は、木彫坐像、等身大、室町期の作で、脇侍の舟形光背をもつ日光・月光両菩薩及び眷属12神将を従え、堂内の荘厳を極めている。何れも同時代のものといわれ市指定重要文化財である。
往昔、村長の妻妊娠してその夢枕に薬師如来のお告げあり、「我に枝栗を供えよさらば安産ならしめん」とのことで、早速に枝栗を奉納して無事に安産。爾来、(東光寺の安産薬師)として人々の尊崇するところとなり今に継承されている。毎年10月10日が大祭で、善男善女の枝栗奉納、護摩祈祷、守護札が出され、有名芸能人による奉納演芸大会が催され境内はひときわ繁盛を極め近在のみならず広く信仰を集めています。
本尊 | 東光寺の安産薬師如来(木彫坐像、等身大、室町期、市指定重要文化財) |
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脇侍 | 日光・月光両菩薩(木彫立像、一尺八寸、室町期、市指定重要文化財) |
眷属 | 十二神将 |
1月1日 | 元旦大護摩供 |
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2月3日 | 節分大護摩供 |
4月8日 | 仏生会(花まつり) |
4月14日 | 水子地蔵尊大祭 |
7月11日 | 大施餓鬼会法要 |
10月10日 | 安産薬師大護摩供大祭 |
毎月14日 | 経典読誦会(於水子地蔵尊堂) |