所在地 | 〒201-0014 東京都狛江市東和泉3丁目10番23号 | |
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T E L | 03-3480-2330 | |
U R L | http://www.gyoku-shoguden.jp | |
交 通 | 小田急線/和泉多摩川駅 徒歩2分 | |
開 創 | 永正元年 (西暦1504年) | |
本 尊 | 薬師如来 |
玉泉寺は、多摩川の清流と深い緑の中に、歴史を物語る多くの古墳を持つ狛江市で、一大住宅街中のオアシス的境内を持つ寺院であります。
当山、大古は大輪寺と云い、多摩川の対岸に在り、人皇第34代舒明天皇六甲午年(634)10月浄慶法印の開創にて、薬師文殊の両像を安置しました。年を経て建造物も年輪と共に次第に荒廃していき、応年間北条時頼が諸国行脚の折り、荒廃した堂宇を再造営したが、戦乱の世、兵火を逃れ得ても、多摩川の度重なる洪水により被害甚大であり、その折文殊の尊像を失い、薬師の尊像のみを奉安しています。
行基作の十一面観音 |
中興開山尊祐法印、その敷地を左岸に求めて、永正元甲子年(1504)10月17日堂宇を再建して行基作の十一面観音を併安し、更に鬼門除として熊野権現を祀り、熊野山観音院玉泉寺と改称しました。
第23世堯允(明治36年~昭和12年)在任中、昭和初期、小田急電鉄が境内西部を横断し、和泉多摩川駅を開設、寺の南部は一躍商店街と化す。
第24世堯侃(昭和16年~平成9年)在任中、平成初期、小田急電鉄の輸送力増強のため寺領が東京都等に収用されました。それを期に照隅殿をはじめ観音堂・帝釈堂・山門等が改修され、寺容が整備されました。
第25世貞昭(平成9年)法燈を継ぎ五百年近くを経過しています。
○多摩川三十三観音霊場 第一九番 詠歌
うれしくも こけのたもとにむすぶかな たまのいずみの ふかさめぐみを
○御開帳 12年に1回寅年
○照隅殿
檀信徒会館及び葬祭場として宗派等に関わらず利用いただけます。
○「多摩川のむかし話」(石井作平著、池田仙三郎絵)に紹介されています。『カッパのクー助のおとぎ話』多摩川に住んでいたカッパのこどもクー助は、カッパ買いの手から売られていった江戸の見世物小屋から逃れ、空をひとっ飛びして落ちたところが多摩川のほとりは玉泉寺「ナンジャモンジャノ木」の上。およそ12mのその菩提樹の木は、いまも山門脇で枝を大きく四方に広げています。