寺院紹介

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影向山毘沙門寺 圓住院(円住院)


所在地 〒201-0016 東京都狛江市駒井町1-6-10
T E L 03-3489-8440
交 通 小田急線/狛江駅 徒歩15分
開 創 承久3年 (西暦1221年)
本 尊 聖観世音菩薩

当山は影向山昆沙門寺圓住院と称し、承久3年(1221)に鎌倉幕府の宰相藤原成頼の子、中納言明禅法師が開山し、同法師は仁治2年(1241)入寂され、それから370年余り経って元和元年(1615)に喜多見若狭守忠重が再建され、権大僧都重知和尚が開基で現在に至っております。
当時の資料に「喜多見氷川神社の別当、祷善寺の門徒なり。同寺の隠居寺となる。境内300坪、寺有地5町9反4分」とありますが漸次減少し、2町1反9畝余は戦後農地開放に遭い境内外の農地は殆ど皆無となりました。
現在の本堂は昭和32年、台門学寮昭和41年、庫裡昭和42年、客殿は昭和50年に各々新改築されました。
隣地の日枝神社はその昔は圓住院の守護神として祀られたものです。明治以降切り離されましたが、境内に繁る大銀杏や欅は適当な日陰を作り圓住院の外観をも引立てております。
本堂正面左手には無縁仏慰霊塔や水子地蔵尊があり、檀信徒の香華が絶えません。
地理的には小田急線「狛江」「喜多見」駅のいずれよりも徒歩で15分位は要しますが、多摩川にも近く、閑かな住宅街の中に、白塀に囲まれ風雅なたたずまいを見せております。境内には四季折々、花々が咲き(水仙、あんず、さくら、牡丹、石桶花等)参詣者の目を娯しませております。