行事報告

一隅を照らす運動東京大会が開催されました

2006/06/10

平成18年6月10日「第37回 一隅を照らす運動 東京大会」が千代田区の九段会館で開催されました。
当日は天候にも恵まれ、開場の1時間以上前からたくさんの方がお出でになり、開催時間になると1階から3階まですべての席がうまり、臨時のイスも用意されましたが、それでも立ったままで参会される方が出るほどの盛況でした。
第一部では天台声明音律研究会と天台雅楽会による声明雅楽法要に続いて、輪王寺門跡神田秀順大僧正お導師のもと各部代表の僧侶と参加者全員で伝教大師のお掛け軸に法楽をいたしました。
第二部は聖路加国際病院理事長、日野原重明先生に「いのちの輝き」と題して、これからの高齢者社会を生き抜くための指針となるご講演をいただきました。先生は所定の時間をはるかに超え、熱心に力強くお話をして下さいました。
先生は、この十月には九十五歳になられ、現役で患者さんを看、著書『生き方上手』は、日本最高齢でのベストセラーになっています。
なお、当日お寄せいただいた「善意の募金」は、総額百三十八万円余となりました。そのうち百万円を天台宗務庁地球救援事務局を通じてジャワ島地震救援支援金に、残金を教区の一隅を照らす運動救援基金に入金させていただきました。ご支援賜りました皆様に心より感謝申し上げます。

 

日野原重明先生